採用選考で医師がアピールすべきポイント
■ 記事作成日 2012/4/20 ■ 最終更新日 2017/12/6
1つの求人に対し、応募する医師は複数です。その中で採用を勝ち取るには、やはり自分自身をアピールする必要があります。そのポイントについて、いくつかご紹介しましょう。
初めての医師転職~不安だらけの採用選考
・転職は初めてだから採用選考時に、何を聞かれるのだろう。
・希望条件は、どこまで伝えたら良いのだろうか。
・転職理由はどのように答えるのがベスト?
・前職の退職理由は正直に話したほうが良い?
・志望動機は具体的にどのようなものが良いのだろう。
転職をお考えの現職医師の方々の中には採用選考時の面接を想定して、このような悩みをお持ちの方がとても多いようです。
このような転職の採用選考の際には、医師である皆さんは一体どのような心構えで臨めば良いのでしょうか。また心構えだけでなく、実際に面接官から聞かれることや、アピールすべきポイントなどをあらかじめ準備しておけば採用面接は成功へと導かれることでしょう。
【参考】 面接テクニックに関するノウハウ動画
医師採用面接については、当研究所の動画企画、「医師紹介会社TV!」における座談会特集において、トップレベルの医師転職コンサルタントが面接の詳細を相当細かい点まで披露しておりますので、合わせて是非参考にしてみてください。
動画:99%失敗しない!医師転職プロセス Vol.1
動画:99%失敗しない!医師転職プロセス Vol.2
動画:99%失敗しない!医師転職プロセス Vol.3
採用選考時に来る質問は?
では採用選考時には、実際に面接官よりどのような質問が来るものなのでしょうか。
やはり多くの採用面接で聞かれるような、以下の質問は外せません。
・志望動機
・前職の退職理由
・前職での専門科
・主な診療内容
・外来、病棟などの経験の有無
・自分の長所と短所
・性格について
・仕事上での強み など
これらは、必ず準備しておくべきです。
このうち、「前職の退職理由」をどのように答えれば良いかアドバイスしてほしいと言う医師の皆さんがとても多くいらっしゃいます。実際のコツとしては、「簡潔明瞭に」伝えることです。
また「ステップアップのための転職」といった風に、前向きな意図が伝わる理由を答えましょう。そうすれば、面接官には前向きな転職であることや誠実な人格であることなどが伝わり、好印象を与えることができるでしょう。
採用選考で医師がアピールすべきポイントとは?
採用選考で、医師の皆さんがアピールすべき大事なポイントを挙げてみましょう。
まず必要なのが、「貴院が第一希望です」という気持ちです。つい自分の学歴や職務経歴などを挙げてしまいがちですが、これらは書類を見れば明らかなので控え目に発言するのが良いでしょう。最も大事なのは、まさに採用選考を受けている病院に対する志望動機であると言えます。
この志望動機は、気持ちを込めて相手に伝えましょう。また希望の業務に対して、自分のできることや自分のやりたいことなども織り込んで話すと、印象が良くなります。面接官は主に医師としての人間性を見ていますから、質問されたことには誠実・正確に答えることが大切なのです。
また転職活動に人材エージェントを利用すれば、採用面接時にキャリアアドバイザーが同行してくれるケースもあります。また、事前に面接アドバイスを受けることもできるので効果的です。年俸や給与、勤務時間等の条件面についての交渉も代わりに行ってくれますので、活用する価値はあります。安心して選考に向かうために、エージェントは全面的なサポートをしてくれます。
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