【医療ニュースPickUp 2020年11月25日】医療機器納入、医師側にリベート 20人超に計1億円
朝日新聞にて「医療機器納入、医師側にリベート 20人超に計1億円」との記事が掲載されました。米国系医療機器メーカー「グローバスメディカル」の日本法人の危機購入をした病院医師、もしくは、医師の親族が設立した会社に総額1億円のキックバックリベートが振り込まれていたとのことです。朝日新聞社の取材に対して20名の医師のうち数名が事実を認めている模様。尚、同社法人社長のステファン・R・ラニーヴ氏は現状事実を認めておらず、「契約内容は機密なので開示できない」としております。
▼朝日新聞の記事によると…
世界的な米系医療機器メーカー「グローバスメディカル」の日本法人(東京都千代田区)が、同法人の機器を購入した病院の医師側に売り上げの10%前後を戻していたことが朝日新聞の取材でわかった。同法人の内部資料によると、その額は少なくとも昨年1年間で二十数人に総額1億円超。医師本人ではなく、各医師や親族らが設立した会社に振り込み、キックバック(還流)していた形だ。
医療機器の納入を巡り、医師側への大規模なリベート提供が明らかになった。医療機器の販売を巡る医師への資金提供は景品表示法に基づく業界の公正競争規約で禁じられており、これに反する疑いがある。患者のための機器選択が医師への金銭提供によってゆがめられた可能性がある。保険適用される機器の購入は、国民が負担する保険料や税金などが財源の診療報酬でまかなわれている。
・同法人関係者や内部資料
・リベートを受けたとされる医師の話
・同社社長の話
などについても記載。
https://www.asahi.com/articles/ASNCR5SJ4NCRUTIL00L.html?iref=comtop_7_02
グローバスメディカル
引用元:https://www.globusmedical.com/japan/
グローバスメディカルでは、筋骨格系疾患患者の生活の質の向上を使命とし、患者様と医療従事者のニーズに応える革新的な技術を迅速に提供できるよう、日々活動しております。
脊椎疾患治療の研究者や教育者と協力し、ソリューションの発想から具体化へのスピードを重視すると共に、治療の改善を常に図り、患者様が一日でも早く日常に戻れるよう心がけています。
グローバスメディカルでは、皆様と同様、時間こそが一番大切なものと理解しており、充実した医療環境づくり、および脊椎外科医療の発展に貢献して参ります。
Twitterの反応
米系医療機器メーカー、グローバスメディカル日本法人が、機器購入した病院の医師側に売り上げの10%前後をキックバック!」(朝日新聞)
— 加治将一 (@kaji1948) November 23, 2020
少なくとも昨年1年間で二十数人に総額1億円超。医師本人ではなく、各医師や親族らが設立した会社にキックバック!後進国のモラルだ。背任横領…。腐っている。
米系医療機器メーカー「グローバスメディカル」の日本法人。
— Ryoma Komiyama 小宮山亮磨 (@ryomakom) November 23, 2020
<同法人は、医師本人やその親族らが設立した会社と「販売手数料」を支払う契約を締結。病院が医療機器を購入するたびに、販売額の10%前後を医師側の会社の口座に振り込む内容だった>https://t.co/JCWNYLPOWd
今さら感で驚かない(笑)
— ジョルジュ山田@グール・リーダー (@15silvia) November 23, 2020
医療機器メーカー「グローバスメディカル」が機器の売上の10%を医師にキックバック 総額1億円越え | まとめまとめ https://t.co/i33GRvJopT #グローバスメディカル #キックバック #わいろ
ネット上の他コメント
・他でもありそうだけど、業種関係なく違法なの?
・これはどう見ても違法にはならないでしょ倫理的な問題はあるかもしれないけど
・大きな病院に行くと営業が並んで院長室前で何時間も待ってるんだよなああれ異常だわ
・適法とはなってるが、これがだめなら政治家もダメだよね
・医者相手に商売していたが医者は大体まともなのがほとんどだがキチガイレベルも何人かいた。そんなのが院長やってるとこはやっぱ患者はほとんどいないわ(´・ω・`)
・被害者は高くかわされた病院か