【医療ニュースPickUp 2020年11月6日】医師と患者とのトラブル
幻冬舎ゴールドオンラインにて「患者とのトラブルが急増中…過酷すぎる「お医者さん」の実態」という記事が掲載されました。執筆者は嶋田クリニック院長の嶋田一郎医師。多忙過ぎて一人ひとりの患者に時間をとってじっくりと向き合えない状況下の中、ストレスフルな労働環境によるプレッシャーと余裕の無さから、患者さんとの軋轢を抱えてしまいがちだとの指摘です。
▼幻冬舎ゴールドオンラインの記事によると…
勤務先を適切に選べない医師が直面する問題に、長時間労働があります。私自身も開業するまでは勤務医として働いていたので、病院勤務の忙しさはある程度経験してきましたが、今は当時よりはるかに激化しているようです。
人手の足りない病院では、一人の医師が多くの診療コマ数を担当し、毎日大量の患者を診療しています。そのため丁寧に診察していると、受付は昼前に終えたのに、最後の患者を診るのは15時過ぎなどということは日常茶飯事です。
さらに、医師には夜間の当直やオンコールといったイレギュラーな拘束もあります。深夜に呼び出されて急患を対応し、そのまま寝る間もなく通常の午前診を行うケースは珍しくありません。近年、勤務医の過労死や自殺が大きな問題となっていますが、残念ながら、多くの医師はそういった厳しい環境で働いているのです。
・地方病院の医師にオールラウンドプレーヤーが多い理由
・地元に根付いたクリニックだからこそできる「絆」も
・多くの医師にとって、在宅医療は「未開の分野」だが…
などについても記載。
嶋田 一郎氏
引用元:https://gentosha-go.com/ud/authors/5d1d717b7765613e83000000
大阪市立大学医学部卒業後、大阪市立大学医学部附属病院第2内科に入局。その後、長野県佐久市立国保浅間総合病院内科にて内科医として地域医療に従事。さらに(旧)国立泉北病院・神経内科にて約10年間勤務を経て、1996年に嶋田クリニックを開院。
勤務医時代から通院できなくなった患者を訪問診療し、開院後はさらに医療と地域との連携を考えた医療を実践し続けている。
大阪市立大学医学部非常勤講師、大阪府保険医協会副議長・地域医療対策部部長、泉北医師協議会会長、「三つ葉の会」(堺市南区周辺の多職種連携推進の会)会長、大阪府介護支援専門員(ケアマネージャー)協会堺支部南区地区顧問、堺市認知症サポート医。高齢者の在宅医療、またパーキンソン病をはじめとする神経難病と認知症に対する専門診療・保健活動も行い、通院が困難な患者の訪問診療に注力している。
日本内科学会・総合内科専門医。日本神経学会・神経内科専門医。
Twitterの反応
患者とのトラブルが急増中…過酷すぎる「お医者さん」の実態(幻冬舎ゴールドオンライン)#Yahooニュースhttps://t.co/wRIKQq6aPo
— ばたっち(ばたにふ屋) (@batanif) October 23, 2020
ネット上の他コメント
・もう少し余裕を持って仕事をしてほしいものだけど…現実はそうも行かないんでしょうね。
・昔はもっと上から目線の医師が多かった気がする
・いや、今もそれなりに患者を見下す医師っているでしょ
・うーん、人それぞれな気がするけど…でも、ストレスお互いに抱えてるんだろうな。もう日本がそういう社会なんだよ。