【TV】「まる得マガジン(Eテレ)」ストレスに負けない!マインドフルネス(1)脱力ストレッチ
※画像はEテレ「まる得マガジン」ウェブサイトより http://www4.nhk.or.jp/marutoku/
2017年2月13日放送のEテレ「まる得マガジン」では「ストレスに負けない!マインドフルネス(1)脱力ストレッチ」をテーマに放送していました。以下は番組内容の要約ですので、番組を見落とした方などはチェックしてみてください。
出演者 藤崎奈々子
専門家 早稲田大学人間科学学術院教授 熊野宏昭
初めてのマインドフルネス
ストレス社会と言われて久しい現代。
怒り、不安、悩みといったストレスと上手に付き合っていくにはどうしたら良いのか。
そこで今回は心を今に向けるマインドフルネスを始め、体をリラックスさせたり、行動を見直したりしてストレスに対処する方法を紹介する。
1回目は体を緩めて気持ちもリラックスさせる脱力ストレッチ。
Q.ストレスとはそもそも何か。
ストレスは具体的なものではないが、「ストレスが溜まる」という実感はある。実感があるからには原因がある。嫌な状況や大変な状況でも我慢したり頑張っているとだんだん溜まってくる。
ストレスのメカニズム
ストレスとは、その原因となる刺激、つまりストレッサー(苦手な上司・知人、生活環境の変化、仕事のミスの処理など)を脳が認知して作り出させる。
そして心や体などに様々なストレス反応(気分が織り込む、疲労感が抜けない、心拍数が上がる、胃腸の調子が悪くなるなど)が出る。
Q.ストレスに負けない心を作るとはどういうことか。
人や状況によって異なるが3つある。1.体をリラックスさせる、2.行動を変える、3.心を「今」に向けること。
今回はまず①1.体をリラックスさせる方法を紹介する。
ストレスが溜まってくると、共通して体が緊張してくる。(肩が凝る、腰が痛くなるなど)緊張をほぐすことでストレスが解消する。
脱力ストレッチ
1.額をリラックス
目だけ思い切り上を見ながら、眉とまぶたに力を入れる。(息を吸いながら、顔を動かさないで)2~3秒間キープした後、息を吐きながらストンと力を抜く。
額がリラックスした感じを味わいながら、2~3回繰り返す。
額はストレスが溜まってくると、しかめっ面になったり、シワが寄る場所。額を緩めてあげることは全身の力を緩めることにつながる。
2.目をリラックス
息を吸いながら目に力を入れて閉じ、2~3秒間キープし、息を一気に吐きながら力を抜く。目をふわっと開き、そのまま緩んだ感じを味わう。
2~3回繰り返す。
血行が良くなることで、力が抜けてくる感じと温かくなる感じが一緒に出て来る。
3.肩をリラックス
息を吸いながら両肩を思い切り吸い上げ、2~3秒間キープした後、一気に脱力する。
4.グーパーストレッチ
息を吸いながらギュっとこぶしを握り、静かに吐きながら力を抜いてこぶしを開く。毎日脱力ストレッチを5分行っていくと、段々体がリラックスしやすくなっていくため、日常的に行うことが大切。
Eテレ「まる得マガジン」2017年2月13日放送 「ストレスに負けない!マインドフルネス(1)脱力ストレッチ」より引用、要約、および台詞等一部書き起こし
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