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第1回:OPE室看護師に人気抜群M医師はマメ男
■ 記事作成日 2014/11/29 ■ 最終更新日 2014/11/29
筆者プロフィール
名前:紅 花子(べに はなこ)
性別:女
PR:正看護師歴10年、IT技術者歴10年という少し変わった経歴をもつ。現在はフリーライターとして、保健医療福祉分野におけるライティング業を生業としている。この分野であれば、ニュース記事の執筆・疾患啓発・取材・書籍執筆・コンテンツ企画など、とりあえずは何でも受ける。東京都在住の40代、2児の母でもある。好きなマンガは「ブラック・ジャック」。
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「M先生が嫌い」という人がいない、その理由
元看護師のフリーライター、紅花子です。このコラムでは、私の約10年の看護師経験の中で出会った、看護師に好かれる医師/嫌われる医師の人物像を振り返ってみます。1回目の今回は、OPE室看護師に人気の高かったM先生です。
仕事がデキることが第一条件?
看護師、特に私が比較的長く勤務したOPE室では、様々な科の医師との接点がある。どの科の医師でも、デキる医師と、残念な医師がいるのは事実。看護師にとって“尊敬できる”“もっと一緒に仕事をしたい”と考えるのは、当然ながら前者のデキる医師だが、麻酔科医のM先生は、とにかく仕事のデキる医師だった。
私が新卒でOPE室勤務になった時、M先生は麻酔科部長だった。麻酔科医の仕事である、硬膜外カテーテル挿入、腰椎麻酔、挿管から全身麻酔まで、とにかく無駄がなく、M先生自身が再チャレンジしたところを見たことがない。患者さんにとってハイリスクな状態にならない限り、声を荒げることもなく、若い医師から手技を取りあげることもない。やんわりと注意しながら、きちんとフォローする。若い研修医の先生たちも、M先生の話は黙って聞くし、傍からみれば無茶ブリな指示でもM先生の指示には黙って従った。まぁ、立場というものもあるかもしれないが。
それから、人にものを教えるのが、抜群にうまかった。私や同期の看護師の“麻酔に関する知識”は、ほぼM先生から教えてもらったといえる。M先生の話はとにかく分かりやすく、ピンポイントで色々なことを教えてくれるので、すんなりと頭に入ってきたのだ。これは、M先生の特技ともいえるだろう。
いわゆるボンボン、でも嫌味はない
M先生は、いわゆるボンボンだ。親族の半分以上が医師という家系に育ち、子どもの頃から自分の職業は“医師”だと考えていたそうだ。麻酔科医を選んだ理由は聞かなかったが、今にして思えば、整形外科医とか脳外科医とかも似合わない気がするので、私の中ではM先生=麻酔科医というイメージが出来上がっている。
M先生は某ブランドが大好き。財布、キーケース、アタッシュケース、トランクまで、すべて某ブランドのものを愛用している。OPE室のスキー旅行でさえ、某ブランドの大型トランクで来た。ブランドで埋め尽くされた姿は、下手すれば“嫌な奴”と捉えられるかもしれないが、その当時はM先生なら何だか納得できた。理由は分からないが、とにかく似合うのだ。
そして車は常にベンツ。3年ほどで新車に乗り換えていたようだが、これも嫌味に捉える人はいなかった。一般庶民である私たち看護師から見ると、他の人が同じことをすればかなり嫌味にみえるだろう。しかし、それを全く感じさせないところが、M先生のM先生たる所以であり、“育ちの違い”だったのかもしれない。
女性の扱いも上手いが、男性の扱いも上手い
M先生は、女性の扱いも上手かった。M先生自身、見た目が素晴らしく良いわけではない。身長は私とあまり変わらないし、年代相応の体格だった。それでも、M先生に心酔している女性は世の中にたくさんいた。理由を聞くと“とにかくマメだから”らしい。
OPE室では、女性医師、看護師、看護助手さんなど、女性が多く働いている。M先生は、一人ひとりの名前や特徴を覚えるのが異様に早い。相手が独身だろうが既婚者だろうが子持ちだろうが関係なく、一度自己紹介をすれば、次には必ず氏名で相手を呼ぶ。また、相手の性格や好みを見抜くのも早く、それがほぼ正しい。例えば「今晩、飲みに行こう」という言葉も、それを洒落と受け止める相手にはさらっと言うが、真剣に受け止めそうな相手は、必ず誰かと一緒に誘う。毎日のように誰かと飲み歩くのだが、色恋沙汰になることはほぼ無かった。
また、仕事で上手く出来なかったことがあれば、必ずフォローする。人前で慰めたり諌めたりすることはなく、人のいないところで親身に話を聞く。そういう気遣いも、看護師に好かれる部分だったのかもしれない。たまに勘違いをしてしまう看護師もいたようだが、あまり大事になることはなかった。
こうして書きだしてみると、女性だから優しい、単なる女性好きにもみえるが、M先生のスゴイところは、男性に対しても全く同じ態度で接するところだ。男性看護師でも男性医師でも、「M先生が嫌い」という人には会ったことがない。
OPE室の中にいると、意識のある患者さんと接する時間は少ない。しかしペインクリニックなど外来での様子を聞いてみると、患者さんとのコミュニケーションが誰よりも上手い。いわゆるモンスターペイシェントも居たのだが、M先生の前に出ると大人しくなり、問題を起こすことは無かったそうだ。
こうして考えてみると、M先生は仕事がデキて、誰にでも分け隔てなく接し、親身になって話を聞き、仕事上のノウハウを惜しげもなく伝授し、患者さんの扱いも上手い。ブランド品に身を包み、車は常にベンツを乗り回すが、育ちの違いからか、まったく嫌味がない。
そんなところが、M先生が看護師に好かれるポイントだったのかもしれない。
(文責・元看護師歴10年ライター 紅花子)
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